ニンジャスピナー再販抽選開始と5月のポケカ相場展望
ポケモンカードラウンジが「ニンジャスピナー」再販分の抽選受付を4月27日に開始。直近72時間の取引データが示す市場の熱量と、5月新弾「アビスアイ」への資金シフトを読む。
ニンジャスピナー再販抽選、受付は4月29日まで
2026年4月27日(月)10時より、ポケモンカードラウンジ MEGAにて拡張パック「ニンジャスピナー」再販分の抽選販売受付が始まった。受付期間は4月29日(水・祝)23時59分まで、当選発表は5月8日(金)18時以降、購入期間は5月15日(金)〜18日(月)となっている。
「ニンジャスピナー」は発売直後から品薄状態が続き、二次流通でのBOX価格も定価を大きく上回る水準で推移してきたパックだ。今回の再販抽選は、公式ルートで定価入手できる数少ない機会となる。
投資目線で見た場合、再販発表は短期的に二次流通価格の上値を抑える要因となりうる。当選率や供給量が未公表の現時点では断言できないが、抽選に外れた層が二次流通へ流れる構図も想定しておきたい。当選した場合は購入期間(5月15〜18日)まで保有コストがかからないため、低リスクで参加できる選択肢として評価できる。
直近72時間のカード取引動向:ピカチュウexとリザードンexが突出
本稿執筆時点の直近72時間における取引件数データを確認すると、市場の熱量が集中している銘柄が明確に浮かび上がる。
取引件数上位カード(直近72時間)
| カード名 | セット | 取引件数 |
|---|---|---|
| ピカチュウex | テラスタルフェスex(SV8a) | 649件 |
| リザードンex | ポケモンカード151(SV2a) | 533件 |
| リザードンV | スターバース(S9) | 218〜237件 |
| リザードンex | レイジングサーフ(SV4a) | 218件 |
| リーリエの決心 | M1L | 223件 |
**SV8a-236「ピカチュウex」**が649件と群を抜いてトップを記録している。テラスタルフェスexは発売から時間が経過しているにもかかわらず、流動性が高い水準を維持している。PSA鑑定品としての需要が継続的に存在しており、PSA10取得率の高いコンディションの良い現物が流通する際に成約が集中するパターンが見られる。
リザードン系も依然として根強い。**SV2a-185「ポケモンカード151版リザードンex」**は533件と高い流動性を示しており、旧来からのコレクター需要と投資目的の売買が重なっている状態だ。スターバース版のリザードンVも200件超の取引があり、「リザードン銘柄」全体として市場参加者の関心を集め続けていることがデータから読み取れる。
SARマリィ相場の調整:シールドSRとシャイニーSRで明暗
X(旧Twitter)上では、マリィ系SARの相場分岐について言及する投稿が広がっている。「シールドSRが大幅下落、シャイニーSRが微増で耐える」という構図が指摘されており、同じキャラクターのカードでも絵柄・レアリティ・希少性によって値動きが大きく異なる現状を改めて示している。
こうしたケースは、「キャラ人気」だけを根拠に購入することのリスクを示す事例として参考になる。SAR・SRへの投資を検討する際は、発行枚数の希少性、PSA10取得率、過去の価格推移を複合的に確認する姿勢が重要だ。
5月新弾「アビスアイ」に向けた資金シフトを注視
5月22日発売予定の新弾**「アビスアイ」の抽選予約受付がすでに複数店舗で始まっており、受付締切は5月6〜10日を設定する店舗が多い。新弾発売前後は市場全体の資金が集中しやすく、既存カードの一部では売り圧力が強まる局面**が生じることがある。
特に2024〜2025年発売の中古BOXや封入率の高いSAR系は、新弾期待に伴う利確売りが出やすいタイミングとなりうる。保有ポジションを持つ場合は、アビスアイ発売前後の流動性変化を注視しておきたい。
一方で、新弾の当選分を転売目的で申し込む行為は購入規約に抵触する可能性がある点にも留意が必要だ。公式ルールの範囲内での参加が大前提となる。
まとめ:再販と新弾が重なる5月前半、判断の根拠を持って動く
- ニンジャスピナー再販抽選(〜4/29)は低コストで参加できる公式ルートの機会
- ピカチュウex・リザードンexは取引流動性が高く、PSA10品の価格発見が継続中
- マリィSARはレアリティ・絵柄ごとに値動きが分岐しており、一括りの判断は禁物
- アビスアイ発売(5/22)前後の資金シフトと売り圧力を視野に入れておく
「再販が来たら即売り」「新弾前は必ず下がる」といった単純なセオリーが通じない局面も多い。データと複数の材料を組み合わせ、自分の判断基準を持って市場と向き合うことが長期的な収益につながる。
※ 本記事は情報提供を目的としており、投資判断は読者ご自身の責任においてお願いします。カード価格は市場環境により変動するため、最新情報を必ずご確認ください。



